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根管治療が失敗が多く抜歯になる理由

根管治療が失敗が多く抜歯になる理由|【精密根管治療】で抜歯を回避|U DENTAL CLINIC 大塚・新大塚|豊島区の歯医者・歯科

根管治療が失敗が多く抜歯になる理由

実はその根管治療、失敗が多く、多くの歯が抜歯になっています

<事実>日本の根管治療は73.52%も再発しています

根管治療に時間をかけると赤字になってしまう日本では、日常的に短い時間で根管治療が行われがちです。しかしその根管治療は、一歩間違えると抜歯になってしまう治療なのです。初回の根管治療がうまくいかず再発すると、抜歯に大きく近づきます。一回手をつけてしまうと一生元に戻すことはできません。ミスが許されない治療なので、本来十分な時間を確保して精密に緻密に行われないといけません。もちろん根管治療には、専門的な知識・技術が必要です。そんななか日本では、ほとんどの歯科医師が日常的に行い、短時間でベルトコンベア式に行われることが多いため再発がとても多いのです。

日本で根管治療を行えば高確率で失敗し、抜歯に近づく

日本で根管治療を行えば高確率で失敗し、抜歯に近づく

  • 2011年 根管処置歯における根尖部X線透過像の発現率
  • 調査期間:2005年9月〜2006年12月、東京医科歯科大学むし歯外来

2011年の東京科学大学(旧東京医科歯科大学)の調査によると、日本で根管治療を受けた歯の50%-70%が再感染していたことを明らかにしています。
上顎の場合、前歯で約70%、小臼歯で約60%、大臼歯で約65%
下顎の場合、前歯で約50%、小臼歯で約55%、大臼歯で約65%
の歯に歯根の先が膿の病変が再発していた、としています。この調査のなかで指摘されているのは、ラバーダム使用率の低さと診療報酬についてです。ラバーダムは、根管治療中に唾液中の細菌が歯の中に入ることを防ぐことがきます。日本歯内療法学会でも米国歯内療法学会においても、根管治療中のラバーダムは必須としています。しかし“必ずラバーダムを行う”と回答した歯科医師はわずか5.4%で、ほとんどの歯科医師が日常的に行っていないことも原因の一つと指摘しています。その背景として、根管治療の日本の保険診療の報酬の水準の低さに言及しています。「日本の歯科医師が根管治療をする環境は困難を極めている」と問題視されています。

参考文献

  • 参照「わが国における歯内療法の現状と課題 日歯内療誌32(1)1-10,2011」

日本は73.52 %失敗 海外と比べても、日本の根管治療の再発率は非常に高い

日本は73.52 %失敗 海外と比べても、日本の根管治療の再発率は非常に高い

ポルトガル27.0%、スイス31.0%、スウェーデン31.0%、アメリカ31.39%、日本73.52%、ノルウェイ38.0%、オランダ39.2%、ベルギー40.4%

  • 埼玉上尾市歯科専門病院澁谷病院による5年間にわたる調査結果
    (既根管治療歯7878歯対象、対象患者2339名)

埼玉上尾市歯科専門病院澁谷病院での5年間にわたる調査によると、根管治療を受けたことのある歯7878歯(対象患者2339名)のうち、実に73.52%が感染していたことを明らかにしています。先進国を中心とした諸外国のなかで著しく低水準であることがわかります。根管治療を行えば高確率で失敗することを意味しています。日本の保険診療の根管治療は診療報酬が極めて低く、時間をかけると赤字になるため、質の高い治療が難しくなります。治療に30分かけると1000円赤字が出ると言われているほどです。結果として、短時間で複数の患者を並列で治療する必要があり、1回の治療時間は10分〜20分程度と非常に短くなります。手早く行わなければならないので、治療工程が簡略化されてしまいます。一回に短時間しかかけられないので、何度も通院が必要になり、治療中の仮の蓋の期間が長くなることでさらに再感染のリスクが高まります。CTを撮影する機会も少なく、見えない状態で治療が進むことも問題です。結果として、再発率が高くなり、抜歯へとつながるリスクが高くなってしまうのです。

日本の根管治療は、“やりなおし”ばかり行っている

日本の根管治療は、“やりなおし”ばかり行っている

日本大学歯学部付属歯科病院歯内療法科における根管治療に関する疫学的調査成績(1,119症例)

日本では、初回の根管治療よりも、2回目以降のやりなおしの根管治療の方が多く行われています。初回より2回目のほうが成功率が下がることがわかっているので、治療をすればするほど抜歯のリスクが上がってしまいます。

日本の根管治療は、“やりなおし”ばかり行っている

日本の根管治療は、“やりなおし”ばかり行っている

社会保険歯科診療 平成22年6月審査分

平成22年度社会保険歯科診療データでは、「歯髄炎(Pul)」と「根尖性歯周炎(Per)」どちらが多く治療されているか見ています。「歯髄炎(Pul)」とは、神経に炎症を起こしている状態。初回の根管治療。「根尖性歯周炎(Per)」とは、神経が死にきって歯根の先まで膿んでいる状態。初回の根管治療とやり直しの再根管治療どちらも含んでいます。言い換えると、Pulが“神経とる治療”、Perが“神経ない歯の治療”と言えます。件数、診療実日数、処置回数で、Pulと比較してPerは約1.5倍となっています。この差は「再根管治療」症例が含まれているものと考えられます。また、Perのなかでも根管治療ができず抜歯になっているPerがこの数字には含まれていないことも忘れてはいけません。日本では、自分たちの行った根管治療をひたすらやりなおして、抜歯に近づけてしまっているのです。

日本の根管治療は、定期的なクリーニングよりも短い時間で行われる

日本の根管治療は、定期的なクリーニングよりも短い時間で行われる

日本の根管治療は、定期的なクリーニングよりも短い時間で行われる

2016年日本歯科医学会 歯科診療行為のタイムスタディー調査

大学病院を中心とした全国の平均は10分〜20分程度大変短い時間で行われていることがわかりました。本来、丁寧に根管治療をしようとすると一回で90分程度の時間を要します。診療報酬の関係で、短時間で行わざるを得ず、短時間でおこなうと治療が簡易的になり、不確実になる。その結果再発し、抜歯に近づく。一度削ると一生元に戻らない根管治療なのに短時間で行っていいはずがないのに、この負のスパイラルが繰り返されているのです。

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